学校の先生
どーも、なんてこったパンナコッタ!です。
実は私は中高英語の教員免許を持っています。
かつては教員を本気で目指していました。もちろん教育実習にも行きました。
ということで今回は学校の先生について話していきたいと思います。これから教員になろうとしている方々には是非読んでいただきたいです。
結論から言っちゃうと、学校の先生はブラックです。ネットニュースでも時々教員についての記事が出てるので既にご存知の方も多いと思います。
ではなぜ教員がブラックと言われているのか、理由はいろいろあるとは思いますが今回は主に3つ述べたいと思います。
① 本業に専念できない
教員の本来の役割は専門教科を教えることです。しかし、実際教員には他にもやらなきゃいけないことがたくさんあります。
・登校指導 、下校指導
・クラス担任
・部活動指導
・保護者対応 etc…
これらの業務もこなしながら、教材研究や授業準備をしなくてはいけないのでこれだけでも激務です。授業だけできていれば良いわけでは無いのです。
②定時に帰れない
教員は絶対と言っていいほどに定時には帰れません。
ちなみに私が教育実習に行った学校の勤務時間は8時20分から16時50分でしたが、ほとんどの先生が21時以降も残っていました。
ここで「え?残業代くらい出るでしょ?」と疑問を持つ方がいるかもしれないのではっきりさせておきます。
残業代は一切出ません!!!!
つまり勤務時間外はタダ働きです。実際現場の教員はみんな元気無さそうに仕事してました。その光景を見て、こんな風にはなりたくないなと思ったのも教員の道を諦めた大きなきっかけです。
③休む暇が無い
教員は本当に休みが少ないです。それの最たる原因は①でも軽く触れましたが部活動指導です。
教員は必ずどこかの部活動の顧問を持たなくてはなりません。特に新任の場合、最も権力が無いのでやりたくもない部活の顧問を任される場合が多いです。
例えば男性教員の場合、高確率で運動部の顧問を任されます。運動部はたいてい土日も部活があるので、教員にとっての休みは部活で潰れてしまいます。
文化系の部活でも、例えば吹奏楽部とかは土日も活動している学校は結構あります。貴重な休みを部活に取られるって嫌ですよねぇ(^_^;)
部活動指導は休みを取られるというのもありますがもう一つのデメリットは、給料が出ないことです。つまり部活動指導は完全ボランティアなので、よっぽどやる気のある人でないと務まらないです。
以上、3つ述べさせていただきましたが、綴ってる途中で「本当に教員にならないで良かった」 と何回も思いました(笑)
部活動顧問問題に関しては名古屋大学准教授の内田良先生が懸命に立ち向かってくださっているので、教員の労働環境の改善に少しでも貢献していただけたらと思います!