人生はシンプル。やりたくないことはやる必要なし!
「社会人になったらやりたくないこともやらなきゃいけない」
「大人になったら関わりたくない人とも関わらざるを得ない状況が訪れる」
↑私が学生時代によく聞いたフレーズである。
おそらくあなたも至るところで何度か耳にしたことがあるのではないだろうか?
私はこれを初めて聞いた時「人生の先輩が言うんだから正しいに決まっている」と何の疑いもせず鵜呑みにしていた。
しかし、これはよく考えたら「大人になるにつれ、人生はつまらなくなっていく」と言っているようなものだ。
○ 『学生』と『社会人』の違い
よく『学生』と『社会人』の違いについて以下のように言われることが多い。
『学生』・・・時間はあるけどお金がない
『社会人』・・・お金はあるけど時間がない
このように、時間とお金の観点から説明されることが最も多いだろう。
現在『学生』の身分にある人たちは、大人から「今が一番楽しい時期だからね!」などと言われたことがあるのではないだろうか?
もちろん私も何度か耳にしてきた。そしてその度に疑問に思っていた。その疑問については私がだいぶ前に書いた記事があるのでそちらを参考にしていただけるとありがたい。
URLはコチラ↓
『学生時代が一番楽しい?』
http://kirakunaikikata.hatenablog.com/entry/2017/08/31/140213
○西城秀樹さんの『YOUNG MAN』
もう1つ、西城秀樹さんの『YOUNG MAN』という曲の歌詞に以下のフレーズがある。
『若いうちはやりたいこと なんでもできるのさ』
これは裏を返せば「大人になると、やりたいことができなくなる」と解釈できる。
すなわち「大人になるにつれ、人生はつまらなくなる」に直結する。
実際 今の世の中、やりたくないことで生計を立てている人はたくさんいるのではないかと推測している。
そこから「我慢して働くことは美徳」という訳の分からない風潮さえも生まれてしまった。
そのため「やりたいことは若いうちしかできない」というような歌詞ができてしまったのだろう。
しかし、私はもうそんな時代ではないと感じている。
○ B’zの『ながい愛』
私が日本の音楽界で一番好きなB’zの『ながい愛』という曲の歌詞に以下の一節がある。
『何もかもすり減らしながら生きる そんな時代はもう終わろうとしてる』
これは全くもってその通りである。
これは良いフレーズだと思ったので、紹介させてもらった。
○ 終わりに
「社会人になったらやりたくないこともやらなきゃいけない」
「大人になったら関わりたくない人とも関わらざるを得ない状況が訪れる」
↑記事の冒頭で書いたこれらは、発言者の思い込みに過ぎない。
人生はシンプルでいい。
やりたくないことからは逃げればいいし、関わりたくない人からは距離を取ればいい。
日本では『逃げる』ことがマイナスに捉えられがちだが、逃げずに向き合い続けているといつか瀕死してしまう恐れがある。
そうなるぐらいだったら『逃げる』を選択した方が賢明である。
これまで何度も述べてきたが、『やりたくないことはやらなくていい』
やりたくないことに我慢して向き合ってもストレスが溜まるだけで何のメリットもない。
あなたがもし今、苦しい環境にいるのなら『逃げる』という選択を視野に入れてみてはいかがでしょうか?
Fin.