黒染めを強要され、不登校になった生徒について
ルービックキューブロガーです。
今回は最近のニュースで気になった話題を取り上げ、自身の見解を述べたいと思います。
私は過去にも学校関係の記事をたくさん書いてきましたが、今回は比較的タイムリーな話題について取扱います。
【こんな人に読んでほしい!】
・学校や教育関連の話題に興味のある人
・学校の校則に疑問を感じている人
・その他、この記事に興味がある人
etc...
☆目次☆
1. ニュースの詳細
2. 明らかな矛盾点
3. アイデンティティーの喪失
4. 学校の評判は大暴落
5. まとめ
1. ニュースの詳細
一応タイムリーな話題ではありますが、知らない人もいるかもしれないので改めて詳細について簡単に説明します。
(以下詳細↓)
大阪の高校に通っていた3年生の女子生徒(18)は生まれつき茶髪でした。
しかし学校側は彼女の髪色を見て、黒く染めるよう指導したのです。
さらに「染めないなら学校に来るな」とまで言われていたようです。
彼女はこの指導で精神的苦痛を受けて不登校になり、府に損害賠償を求めました。
とまあ大体こんな感じの内容です。
あくまでもニュース記事から切り取った内容なので間違っている部分があるかもしれませんがその場合はご指摘をお願いします。
2. 明らかな矛盾点
そもそも生まれつきの髪色を黒く染めるよう指導している時点でだいぶ問題ですが、これには明らかな矛盾点が存在します。
この学校の校則には「染髪・脱色・エクステは禁止する」という規則があります。
この規則に従えば黒く染めるのも校則に違反することになるはずなのに、なぜかこれは例外扱いされています。
明らかにおかしいと思いませんか?
3. アイデンティティーの喪失
生まれた時からずっと茶髪で生きてきたのに、それを学校側の指導によって失ってしまうのは本人にとって非常にツラいことです。
誰だって自分のアイデンティティーを失うことはツラいはずです。
例えば、昔は丸刈り校則というのが存在しました(もしかしたら今もあるのかもしれませんが)。
これは男子の髪型を強制的に丸刈りにするという内容の校則です。
あなたは「坊主になれ」と言われて、素直に従えますか?
もちろん全然構わないという人もいるとは思いますが、抵抗のある人だって少なからずいるはずです。
今回の黒染めの件も、この例と似ていると思います。
4. 学校の評判は大暴落
そもそも黒く染めるよう指導したのは、茶髪がいると学校のイメージダウンにつながると思ったんでしょうね。これはあくまでも推測ですが。
しかしながら、その指導がむしろ評判をガタ落ちさせる引き金になってしまいましたね。
自業自得と言ったところでしょうか。
さらに、学校は不登校になった女子生徒をクラス名簿から除外までしていたそうです。
これはさすがに反感を買いますよね。
これからこの学校が信頼を取り戻すのはほぼ不可能では? というのが私の見解です。
5. まとめ
① 染髪禁止のはずなのに黒染めが例外は明らかに矛盾している
② 生まれつきのアイデンティティーを喪失するのは誰だってツラいはず
③ クラス名簿から除外はあってはならないこと
Fin.