子どもに「勉強しろ!」と言う親は子どもの好奇心をそいでいる
ルービックキューブロガーです。
突然ですが、あなたは子どもの頃に親から「勉強しろ!」と言われたことはありますか?
おそらく全員が「ある」と答えるのではないでしょうか?(もし「ない」という方が居たら羨ましいです 笑)
私は親になったことがないので、親の立場や気持ちになって考えることは到底できませんが、子どもに「勉強しろ!」と言うのは絶対良くないと思っています。
子どもの意思を尊重していない or 無視している
子どもはおもちゃやゲームなど、興味を持ったらいくらでも没頭します。私も子どもの頃はゲームが大好きで、学校から帰ったらその後は夜中までゲームをやっていました(今もたまにやってますが 笑)。
しかし、時々親から「ゲームばっかりやってないで勉強しなさい!」と注意されていました。
当時はまだ子どもだったこともあり、「親の言うことだからしょうがないか。。。」と仕方なく受け入れていましたが、最近になってこれはおかしいと思うようになりました。
子どものやりたいこと(遊び、ゲーム等)をやらせず、代わりにほぼ強制的に勉強をやるよう促す。
これは拷問ではないでしょうか?
私のこの疑問は間違っていないと思います。私が過去の記事で何回か紹介している堀江さんの『多動力』(幻冬舎)にも実は似たような内容が載っていたので、一部引用させていただきます。
僕が思うに、日本の「バランス教育」は子どもの集中力と好奇心をそぐようにできている。
よく大人になってから「好きなことが見つからない」「やりたいことが見当たらない」という人を見かけるが、ここに原因がある。
子どもが一つのことに異様なほどハマると、周りの大人はドン引きして「お前大丈夫か」と揺り戻そうとする。
せっかくサルのように集中しようとしている子どもの肩に手をかけ、バランスが取れたつまらない人間に矯正しようとする。これでは、好奇心と集中力が育たない。
僕は子ども時代から、大人が押しつける「バランス教育」はくだらないと看破していた。そのおかげで今の僕がある。
(中略)
考えてもみてほしい。たとえ徹夜でゲームをやり続けたとしても、翌日も翌々日も延々と徹夜し続けられるわけがない。疲れたら寝るし、飽きたらやめる。
余計なことを考えずに、子どもが好きなことをとことんまでやらせておけばいいのだ。
(P.60-62)
“日本の「バランス教育」は子どもの集中力と好奇心をそぐようにできている。” は完全に私の考えと合致していました。
子どもに好きなことを好きなだけさせている大人ってほとんどいないですよね。大半が「勉強しろ!」と命じる親ばかりですから。この一言がどれだけ子どもの意思を殺すことにつながっているのか、ちゃんと理解してほしいものです。
☆ まとめ ☆
・「勉強しろ!」と言う親は子どもの意思そっちのけである
・子どもには好きなことを好きなだけやらせるべき
Fin.