【教職】最初から常勤になるとツラい
ルービックキューブロガーです。
訳あって教員にはならなかった私ですが、教育関連のニュースは欠かさずチェックしています。
SNSでも現役の教員の方々が現状の不満や愚痴などを呟いているのが散見されますが、それもほぼ毎日見ています。
私は実際に教員になってはいないので細かいところまでは分かりかねますが、個人的に最初は非常勤デビューの方が良いのでは?と考えています。
今回はその理由を綴っていきたいと思います。
【こんな人に読んでほしい!】
・教員を目指している人
・現役の教職員
・教員を辞めたい、もしくは辞めた人
etc...
☆目次☆
1. 教員採用試験の一発合格は避けるべき
2. 非常勤講師の方が良い理由
3. 常勤デビューして2ヶ月で退職
4. まとめ
1. 教員採用試験の一発合格は避けるべき
教員になるためには教員採用試験に合格する必要があります。
この試験に合格するのは簡単ではありません。
教員を本気で目指している人の大半は一発合格を狙いますが、私はこれは避けるべきだと考えています。
一発合格をしてしまうと、いきなり常勤デビューになります。
常勤になると急激に自分の時間が奪われていきます。
それが苦にならないのなら良いですが、おそらく苦になる人の方が多いです。
したがって、最初は教員採用試験で一発合格を目指すのではなく、非常勤講師としてデビューしましょう。
2. 非常勤講師の方が良い理由
教員を本気で目指す人ほどいきなり常勤デビューを狙いたがりますが、私はむしろ最初は非常勤講師の方が良いと思っています。
⑴ 学校の教育現場を見る余裕ができる
当たり前ですが教員は忙しいです。
常勤だと自分のことで手一杯になるので、なかなか他のことに目を向けることができません。
しかし、非常勤なら常勤の方々よりも時間があるので、学校現場を観察して普段の教員の様子を知ることができます。
事前にこれを知っておけば常勤になる前に何かしら準備ができると思います。
「でもそれって教育実習の時にできるんじゃないの?」という声が聞こえてきそうですが、これはたいてい無理です。
教育実習の期間はせいぜい2週間〜1ヶ月程度です。
この短い期間の間に教育現場について知るのはかなり労力が必要です。
非常勤講師であればたいてい1年は居られるので得られる情報も多くなると思います。
⑵ 進路変更を検討できる
非常勤講師を経験してしばらく経つと、「早く常勤になりたい!」と言う人もいれば「やっぱり教員は不向きかも」と言う人も出てきます。
後者の場合は別の道を検討することになると思うのですが、非常勤なら比較的時間に余裕があるので容易に職探しができます。
常勤の場合はやはり時間が無いので、進路変更すら考える余裕も持てなくなるでしょう。
⑶ 時間がある
理由は⑴と⑵で書いた通りです。
3. 常勤デビューして2ヶ月で退職
私の知り合いに常勤デビューから2ヶ月で教員を辞めた人がいます。
理由は分かりませんが、おそらく過酷な労働状況が耐えられなかったのでしょう。
その事実を知ったことをきっかけに今回の記事を書こうと思いました。
やはりいきなり常勤はしんどいと思います。
4. まとめ
① いきなり常勤にはならない方が良い
② 最初は非常勤で働いて、教員が自分に合っているか否かを見極めた方が良い
Fin.