【教職】教育実習時に体感した模擬授業とのギャップ
ルービックキューブロガーです。
今回は私が学生時代、教職課程を履修していた時に感じた『模擬授業と教育実習のギャップ』についてお届けしたいと思います。
なお、過去にも教職に関する記事を書いているので、多少内容が重なることもあるかもしれませんがご了承ください。
【こんな人に読んでほしい!】
・教員を目指している人
・教職課程を履修している(いた)人
etc...
☆目次☆
1. 学習指導案は実際作るヒマが無い
2. えっ?日本語!?
3. まとめ
1. 学習指導案は実際作るヒマが無い
「学習指導案って何?」という読者の方もいるかもしれないので簡単に説明しておきます。
学習指導案には主に以下のような内容が書かれています。
・授業で扱う単元
・授業の目標
・生徒の実態
・1時間の授業の指導過程
etc...
教員はこの学習指導案に沿って授業を展開していくわけですが、実際の現場では毎回作っているヒマはありません。
学習指導案は作るのにもの凄く時間がかかります。
本来ならパソコンで書いて印刷する必要があるのですが、実際の学校現場では手書きで作っている人、あるいはそもそも作っていない人もいます。
私も教育実習時は研究授業の時しか作りませんでした。(作るのが面倒臭かったから← 笑)
大学では「指導案は必ず毎回作って下さい」と指導されたのに、現場で実際にそれをやっている教員がほとんどいなかったことに大きなギャップを感じました。
大学で教職課程を担当している教職員の方々は、実際の学校現場を見ていないのでは?
そう思わずにはいられませんでした。
2. えっ?日本語!?
私は英語の教員を目指していたので、教育実習の時は英語の授業を担当しました。
最近は英語の授業は英語で行うことが原則となっているので、大学での模擬授業は毎回英語で授業を展開していました。
当然、教育実習でもそのような授業を展開するつもりでいました。
そして実際に教育実習で授業見学をした時に抱いた感想がコチラ↓
「えっ?日本語!?」
私は英語で授業するつもりでいたので、日本語でやらなきゃいけないことに失望しました。
一応指導教諭からは自由にやっていいとは言われていましたが、結局私も日本語で授業をやりました。
英語の授業をずっと日本語で教わってきた生徒が、急に英語で授業をやられたところで分かるわけがありません。
結局、大学でやっていた模擬授業は全く実践できませんでした。
詳しくは過去の記事『【教職】大学で学んだ理論が教育実習の時に全く活かせなかった話』を参考にしてください。
URLはコチラ↓
http://kirakunaikikata.hatenablog.com/entry/2017/11/01/200719
3. まとめ
① (ただでさえ教員は激務なのに)学習指導案を毎回作っていたら大変
② 教職課程を担当している教授たちは、学校現場をあまりよく見ていない
③ 大学での模擬授業は教育実習では全く役に立たなかった
Fin.